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裏LSにおける詩人の役割

まあ一言で言ってしまえば「こういうものです」と一言で言えるわけではないですよ、という当たり前の話なので。
猫は主催の違う2つの裏LS(仮にA、Bとします)に所属していますが、どちらのLSでもほぼ9割以上の攻略に詩人で参加しています。どちらのLSも(片方はリーダーの交代がありましたが)2年近く活動実績があり、攻略も旧エリアに関してはほぼ安定しています。

Aの方は週末の活動で、毎回の突入人数が40名強、内訳はは黒(4〜6人程度)+赤吟の石像・ペット処理部隊、前衛中心の獣人処理部隊×2。釣った敵のうち石像、ペットは黒中心、獣人は前衛中心で叩くという、割と一般的な形だと思います。

まあ、よくある裏LSの光景
メヌ無いと死んじゃう(>_<)病の人がいる週末LS

このLSでは、猫は獣人処理アラに所属しています。やってることは味方への歌、エレジー、アラでキープしている敵へのララバイなど、通常のPTとあまり変わらないのですが、寝かせに関してはアラ内に赤が必ず2人はいるので、敵が大量に流れてくる時の初段の足止め寝かせ以外の管理はほとんど赤2人におまかせしています。それよりは味方歌、特に前衛用の歌を切らさないことの方が重要だと考えて動いています。

前衛用の歌は、盾(忍×2)がいるPTでは蝉まわし優先でマーチ×2、アタッカーが多いPTでは火力優先でメヌ×2(ザルカのNMシーフだけはマド×2)という歌い分けをしています。後衛と自分にはバラ×2ができるだけ残るようにしています。

Bの方は、平日の活動で、毎回の突入人数は30人前後ですが、人数の割に黒が非常に多い(普通に黒4+MPヒーラー+シで3PTできる)という特徴があります。

黒いっぱい
黒いっぱいの平日LS

石像は黒、獣人は前衛、寝かせは赤という分担は一応ありますが、とにかく黒の火力が大きくて人数も多いので、必然的に寝かせも獣人殲滅の火力も黒が中心になります。詩人は最優先で黒PTのMPヒーラーとして配属されるので、寝かせよりもエレジーよりもバラードを切らさないことが最優先になります。黒の立ち位置もばらばらなので、メンバーリストでタゲ移動しながら走り回って弦バラを繰り返し歌っています。

寝かせもやりますが、ララバイしか入らない敵(ヘクトアイズ、ハイドラのペット犬)以外では、あくまでも「起きてなんか唱えてる敵が視界に入ったときにとりあえずバッシュのために寝かせておく」だけです。まあ赤さんに気づいてもらえなくて結局最後までキープし続けるはめになることも多いですが……あとはスリプルの詠唱中断されてるのを見たらスタン代わりのララバイで止めるぐらいでしょうか。


詩人といえば寝かせとMPヒーラーとおもわれがちですが、裏の寝かせに関しては赤・黒に任せる方がうまくいくと思います。複数の敵を1分以上キープし続けなくてはいけない裏では、やはり効果時間30秒強しかないララバイでは一時しのぎにしかなりません。

MPについても、ザルカ以外のエリアでは緑目石像(MP回復)が配置されているので、回復・寝かせのMPだけならほとんどこれだけでほぼヒール無しでまかなえます(赤には自己リフレがあるのが前提)。

ということでこの2つについては実は裏の詩人の役割としてはそれほど優先順位は高くない(代替手段がある)と思っています。では何が重要かといえば、やってることは2つのLSで全く違うのですが、共通するのは火力の底上げに貢献するのが一番の役割になるというところではないかと思います。Aの方は前衛の火力、Bの方は黒の火力(=MP)がメインになっているわけなので。もちろん、少人数で突入する場合にはまた状況が違ってくるとは思いますが。

ではどうすれば生きてくるのかといえば、一番重要なのは歌いやすいように編成してもらうことなのかなと思います。例えばマチマチ欲しい忍者とメヌメヌ欲しいモンクが同じPTにいても、混戦中にピン歌入れるために立ち位置調整してもらうというのは不可能なので。その点は、週末LSの方は編成担当が相方なので、アラ内に最低詩人を2人確保してしっかり分けてもらうし、平日LSの方はそもそも黒PTなので歌い分けはほぼ不要ということで助かってますが。

結局詩人はどこに行っても「誰かのために歌ってなんぼ」なジョブなので、「何を求められているか」を汲み取る力が大事なのではないかと思いますし、詩人を生かすためには「何を求めるのか」を明確にした編成が重要なのではないかと思います。


  

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