ヴァナ・ディール在住・猫・3才

うちの猫はいつも何を考えているんだろう。と、
FFXIプレイヤーな飼い主(中の人)が考察してみる場所です。
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たまには昔話でも。

タブナジア地下壕

タブナジアの地下壕からも空が見えるのです。空が見えるところが好き。
猫の中の人は、FFXIが3つ目のネットゲームです。最初のネットワークゲームはDC版のPSO。当時の同居人が買ってきたのを見ていて、おもしろそうだから自分でもやりたくなってDCとソフトを買ってきました。最初に使っていたのはハニュ、2番目に作ったのはフォマでした。

3ヶ月ほどプレイした後、UltimaOnline 3Dが発売になったので、同居人共々そちらに移りました。シェード(鯖)はなんとなくIzumoを選びましたが、本命はゴールデンウィークに開設予定だった新シェード。開設に合わせてキャラを作って、何もない世界を一から楽しもうというつもりだったのです。Izumoでのキャラは、操作やゲームのルールに慣れるための練習でした。

そして新シェードMizuhoの開設日。アクセス集中によるログインサーバーの不調に泣きながら、新キャラを作り、同居人と2人で必死でお金を稼ぎました。目的は家の権利書。UOでは、空いた土地に権利書を使って早いもの勝ちで家を建てるのです。みんな家は欲しいので、とにかく土地を早く確保するのが大事。同居人は木こりスキルと弓作成スキル上げて店売りでお金稼ぎ、私はテイム(調教)スキル上げて、その辺の馬捕まえてPC売りしてました。ぶっ通しでプレイしつづけて28時間、ようやく家が建ちました。

最初の家

場所はトラメルYew墓場南の三叉路、っていえばUOやってた人は分かるかな。田舎だけど、それなりに人通りがあるところです。ブリ、ヴェスパ、ムングロ近くはさすがにこんなに時間が経ってからではあいてませんでした。

家と場所にこだわった訳は、お店がやりたかったから。UOでは、自分の家に「ベンダー」と呼ばれるNPCの売り子さんを雇って、商品を持たせて売ることができるのです。最初は、魔法スクロール、ルーン(移動魔法を使う時に、行き先を指定するために必要なアイテム)、秘薬(魔法を使うための触媒)なんかを売ってました。

UOのベテランプレーヤーも、Mizuhoサーバーではみんな初期状態からキャラクターを作ります。家がびっしり建ち並んで空き地が全くないIzumoと、街の外には見渡す限り森と野原が広がるMizuhoでは、全く景色も違いました。物の価値もお金の価値も、全く違います。

猫のメインキャラはほとんど戦闘はしませんでした。それでも商売人だったからお金は持っていて生活できたし、小さな猫の店にも、いつしか常連客がつくようになりました。

みんなが貧乏だったけど、みんなで新しい世界のルールを作るという楽しみがありました。もちろんそこまで気負ってはいなかったけどね。FFXIはUOほどの自由度はないけど、「新しい世界を一から作る」チャンスがもうないのは少し寂しいことだと思います。

やがて猫はお店を大きくしたり隣の家を買取って家具屋をはじめたり別キャラを作ってBritania Collection in Mizuhoと銘打ったファッションショーを主催したりするのですが、その話はまたいつか。
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