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5年待ちの杖。

 
バージョンアップで新アイテムが追加されて既存アイテムの価値が変わってしまうということはよくあります。その代表的なアイテムがこれ。

癒しの杖


ケアル回復量+10%に加えてMP+50は、リフレがなかった時代の白魔道士だった猫にはあこがれの一品でした。ドロップしたのはソロムグにいる大鳥タイプのRoc。

ろっくさん。
当時、このタイプの敵はロックとシムルグだけでした。
ジラート発売で東アルテパに雑魚ビッグバードが実装されたときは少し寂しかった。

実装当時はPCのLvキャップはまだ55で、HNMLSもまだUchino鯖にはまだ無かった頃。いつだったかのバージョンアップでPOP間隔が修正されましたが、当時は72時間を中心に前後12時間の幅でいつPOPするか分からなかったような記憶があります。一緒にドロップするダマスクインゴットは、使い道がよく分からない素材でした。

当時のLSメンバーと一緒にフルアライアンスでの死闘を何度かやりましたが、結局一度も癒しの杖のドロップは見られませんでした。そのうちLv60に達したPCが増えてHNMLSがいくつかでき、当時のHNM(といってもベヒーモス・赤蟹・ランバージャック・シムルグ・ロックぐらいしかまだ居ませんでしたが)はPOP地点で沸き待ちしないと狩ることも難しくなりました。結局沸き待ちと取り合いが苦痛でHNM討伐からは足を洗い、憧れの杖は憧れのままで遠くなりました。

そして数年後に属性杖の実装。当時はまだ高価でしたが、全ジョブで使える「ケアル回復量10%」の杖が合成品として量産されるようになりました。

リフレシュの普及とレベルキャップ開放による最大MP量の増加で昔よりはMP+50の価値が軽くなったこともあり、「癒しの杖」はバブル崩壊後のデフレの影響を大きく受けました。業者対策として赤蟹・シムルグ・ロックのドロップしていたアイテムがExRare化された後は、他2つのNMが相変わらずメンテ明けには人が張り付くほどの人気なのに比べると、なんとなく放置されがちなNMになってしまいました。POP地点が要塞3門を抜けた先のソロムグの高台上で、現地に行くためだけの門開け要員が4人必要だという面倒さもその一因ではありましたが。

時は流れて、アルタナディスクで過去エリア経由で要塞3門奥に行けるようになり、ソロでもペアでも現地に行くことができるようになりました。先日のメンテ明けに「久しぶりに行ってみる?」と相方に誘われて狩ってみたRoc。55キャップの時に実装されたNMにしてはえらく強かったようですが、それでも2人で狩れるようになってたんですねえ。

そして2日めのPOPで、「癒しの杖」の代替品として実装されたこれをドロップしました。

霊木の杖

「ずっと欲しがってたのがやっとドロップして良かったね」と譲ってもらいました。杖が手に入ったことより、欲しがっていたことを覚えていてもらえたのが嬉しかったのです。

iyashi-no-tsue3.jpg
5年越しでようやく憧れに手が届きました。


 

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