- 2008.05.02 Friday
- お散歩ヴァナ・ディール

相変わらず気が向いた時にリレイズピアスを作っているわけですが。
オーラソーマ(2色のボトルを使ったカラーセラピーの一種)では、紫と緑の組み合わせにトルバドゥール(吟遊詩人)という名前がつけられているそうです。
トルバドゥール(troubadour)は11世紀末に南フランスの宮廷で発生した音楽とそれを歌う人たちで、主に貴族階級のものだったようです。12世紀から13世紀にかけて北フランスとドイツに伝わり、北フランスではトルヴェール(trouvère)、ドイツではミンネザンガー(Minnesänger)〜マイスタージンガー(Meistersinger)としてそれぞれ発展していきます。
一方、ヴァナディールでは吟遊詩人をバード(bard)と呼びますが、こちらはケルト人の祭司階級の専門職として、彼らの神話や歴史、法律などを詩歌の形で記憶し伝承するために歌っていた人たちを指します。
吟遊詩人といえばさすらいのスナフキンのイメージなんですが、どちらもあてはまらないですね。その時代のフランスでは、各地を放浪しながら歌う人たちはジョングルール(jongleur)と呼ばれて区別されていたようです。正確にはジョングルールは音楽家を含む大道芸人で、8世紀頃から文献中で存在が確認されています。
その中から宮廷に仕えるようになった職業音楽家がミンストレル(Minstrel)です。ジョングルールやミンストレルが宮廷でトルバドゥールを歌うこともありましたが、出身階級が違うため身分は厳然と区別されていました。
また、同じ時代のさすらいの歌い手としては、僧職を目指しながらドロップアウトして各地を放浪していたゴリアルド(goliardus)と呼ばれる人たちもいました。こちらは主にドイツ方面で活動していたそうです。ゴリアード装備の名前の由来はここから来てるのでしょうかね。
ついでに、吟遊詩人アーティファクトの「コラル」ですが、これはChoral(合唱隊の、合唱曲の)に由来します。ヴァナの吟遊詩人のイメージとは一番合わない気がします。
で、何の話でしたっけ。相変わらず脱線しすぎですいません('〜')。
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Comments:4
- みゃの ◆EYx/ThyDuM 2008/05/02 04:26 PM
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日本だと琵琶法師ですな
各地の伝承やら時事を伝えて回ったわけですから
ヨーロッパはジプシーの台頭(といっていいのか?)で廃れたのでしょうかね
情報伝達という意味では文字文化の普及やらも原因にはいるかもしれません - にゃんこ ◆j7Y5ApadNQ 2008/05/03 06:11 PM
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中世からルネサンス期のヨーロッパの宮廷は領土内の都市を移動していて、
だから宮廷音楽家も宮廷にくっついて一緒に旅をしてたんですね。
アフリカやアジアにも似たような職業はあったようで(西アフリカには今も残っているそうです)
旋律にのせた人の歌というのがそれだけ浸透力のあるメディアだったのだと思います。 - Fakir 2008/05/04 03:21 AM
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そういえば、読んでて思い出したのですが、
ナウシカ(正確にはナウシカァ?)も吟遊詩人ですかね。古代ギリシャの話になっちゃいますけど・・・ - にゃんこ ◆j7Y5ApadNQ 2008/05/04 01:29 PM
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オデュッセイアにでてくるんですねーナウシカ好きなんですが知らなかったです。
パイエケス人の国があったのはギリシャのコルフ島だとか
ttp://www.corfu.gr/en.htm
すてきなところですねえ。
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